ナチュラルクリーニングをはじめましょう
シンプルライフのための今年最初の取り組み。
自分へのルールでも以前決めた、「合成洗剤」を極力使わない暮らしに切り替え始めました。(過去記事☞シンプルライフを実践するためのルール10ヵ条(入門編))そういうのって、なぜか重曹とクエン酸があれば大丈夫だと思っていたのですが、意外と他にもいろいろ種類があったり、使い分けがあったり……。慣れれば簡単なんですが、最初の敷居が何となく高いのって、知識がないと実践にうつせないからなのかなー、とも思ったりしました。でも少しでも始めてみると、お掃除が気楽になって、楽しくなってきたりもしています。まずは最初の第一歩をまとめてみました!
Photo credit: Clean-up Crew / sureau
目次
ナチュラルクリーニングとは?
合成洗剤を一切使わないそうじ方法を、「ナチュラルクリーニング」といいます。ナチュラルクリーニングでは、重曹やクエン酸、石けんなど、元々自然界に存在する素材を使って家中をピカピカにできます。
ナチュラルクリーニングで使う洗剤は、食用に使われているものもあるので環境に優しく、なおかつ手肌に触れても安心です。したがって風呂釜など肌に触れる場所でも、多少洗い流しが残っていてもあまり気にすることはありません。
「ナチュラル洗剤で安・楽・早 ラクチンおそうじ虎の巻 保存版」より
手肌に優しいのはもちろんのこと、もともと自然界に存在するもので掃除をするので、合成洗剤をガンガン使うよりも、環境に配慮できるのもポイントが大きいですね。また、始めてみて思ったのが、例えば「混ぜるな危険!」とか書いてある危険そうな洗剤を使う時って、肌につかないようにしたり、換気に気をつけたり、絶対に他の洗剤と混ざらないようにしたり、無意識のうちにも結構神経を使っていると思うんです。そういう風に神経を使う必要がないので、毎日、生活の一部として気軽に・自然に掃除ができる=汚れが溜まらないので掃除がラクだなあ、と思いますし、ラクでキレイってやっぱり楽しいです。良いことづくめ!
とは言っても合成洗剤のほうがよく落ちるんじゃ……?と思う方もいると思います。
汚れの特性と、それぞれの素材の特性をよく理解すれば、(そしてあまりにもひどすぎる汚れでなければ)だいたいの汚れは落ちるんです!
まずは3冊の本で情報収集から。
ナチュラル洗剤で安・楽・早 ラクチンおそうじ虎の巻 保存版
重曹・石けん・クエン酸・アルコール・過炭酸ナトリウムの5種類について紹介されている本です。お家の中の様々な箇所について、この場所にはコレ!とひとつひとつ指南してくれているタイプの本です。大掃除など、その日に掃除する場所が決まっているときには、この本を開いてから取り組むと無駄がないと思います。
ナチュラル洗剤でちょこっとピカピカ掃除!
セスキ炭酸ソーダ・過炭酸ナトリウム・重曹・クエン酸の4種類について書かれている本です。ナチュラル洗剤を「青(アルカリ)」と「赤(酸)」のグループに分けて、汚れの特徴に合わせてそれぞれのナチュラル洗剤が紹介されています。セスキ炭酸ソーダと過炭酸ナトリウム、重曹の使い分けについて、詳しいので勉強になりました!
重曹 超簡単ナチュラル暮らし
重曹が家にあるので買ってみた本です。掃除だけじゃないんだな!ということで、重曹のいろいろな活用法がわかる本です。重曹を買ってみたはいいけれど持て余している方におすすめします。
はじめに重曹お手玉をつくってみました
まずははじめの第一歩ということで、『重曹 超簡単ナチュラル暮らし』に出ていた「重曹お手玉」を作りました。本では履き古しの靴下を使用するように書いてあるのですが、わたしはちょうど履かなくなったタイツがあったのでそれで作ってみました。
《つくりかた》
①履かなくなったタイツの、つま先部分からだいたい15cmほどのところでカット。(つま先に穴が空いていないか確認してください!重曹がこぼれてしまいます)
②重曹を入れる。目安は大体半分くらい。
③口を結ぶ。
④1日履いた靴の中に入れて靴を休ませる。
《効果》
重曹はにおいと湿気をとる効果があるので、靴の中に入れておくとにおいや湿気が中和されて靴も長持ちするように思います。また、押入れなど湿気の気になるところに置いておくのも良いようです。
重曹それ自体に変化はないけれど、靴のにおいを吸わせた重曹は、他のところには使いづらいですよね。そういう重曹は、クエン酸と反応させて排水溝に流すことで、詰まり予防として使えるそうです。流して処分するところまで無駄のない重曹。もっともっと上手に使えるようになって清潔・快適なシンプルライフを送りたいと思います。
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